船乗りのなり方2(外航船編) #4

こんにちは海豚です🐽

今回は船乗りのなり方2(外航船編)ということで、

日本と海外を結ぶ「外航船」の船員になれる学校を紹介していきますね☺️

東京海洋大学

こちらは国立大学、海技士が取得できる「海洋工学部」で偏差値は大体50〜52.5くらいです。

船乗りになれる学校としては難易度は高いですね🛳。

取得できる海技士は3級海技士であり。

航海の場合は「海洋システム工学科」

機関の場合は「海洋電子機械工学科」

となっております。

普通の大学と同じで4年制ですが、卒業後任意で、半年間の「乗船実習科」に行くことができ、修了後、3級海技士の口述試験を受ける事ができます(通常必要な筆記試験や、乗船履歴が免除になる)。

海洋大、後に紹介する神戸大学の乗船実習は「遠洋航海」という、日付変更線や、赤道を越える大航海が待ち受けています🐳。

就職先は船乗りだけではありませんが、卒業生の約半分は乗船実習科に進学しております。

私は乗船実習科で、東京海洋大学、神戸大学出身の学生と苦楽を共にした経験がありますが、その方のほとんどが実習修了後に外航船の船会社に就職しておりました。

就職にもかなり強いので外航船の船員を目指す方にはかなりおすすめです。

ですが、大手三社と呼ばれる

日本郵船 商船三井 川崎汽船

への就職は難しいので、大手へ就職したい方は、1級海技士の筆記試験合格は必須ですね。

2級、1級海技士の筆記試験は、自力で取るしかありませんが、就職に有利かつ、社会人になってからはなかなか取得が難しいので、学生時代にぜひ頑張りましょう

ちなみに「さかなくん」にはなかなか会えないみたいなので期待はしない方が良いですよ🐡😂。

東京海洋大学 海洋工学部公式サイトはこちら⬇︎

https://www.e.kaiyodai.ac.jp/

神戸大学

こちらも国立大学であり、入試難易度は「海洋政策科学部」で偏差値55〜60程であり、難易度は海洋大より高いです😂。

1875年三菱商船学校を起源として誕生した、東京商船大学、神戸商船大学。

どちらも高級船舶職員(外航船に乗れる船乗りのエリート)を養成する学校でしたが、近年、東京商船大学は水産大学と合併し、東京海洋大学に。神戸商船大学は神戸大学と合併することになりました。

すこし話は逸れましたが、やはり神戸大学というネームバリューも影響して人気が出て、偏差値も他の学部に引っ張られる形で高くなっているのですよね😅(商船大学時代はもっと難易度が高かった時期もあるみたいですが)。

そのためか、船乗りになりたい人だけでなく、神戸大学出身という肩書き欲しさに入学する人もチラホラ、、。

そんな人たちに惑わされず自分の夢に向かって突き進む信念が必要ですね!。

以上の事から、東日本に住む人は東京海洋大学、西日本に住む人は神戸大学と一概には言えないところがあるのですよね🛳

ここで学科を紹介します

グローバル輸送科学科 航海マネジメントコース → 3級海技士(航海)

マリンエンジニアリング学科 機関マネジメントコース →3級海技士(機関)

となっています。

神戸大学も東京海洋大学同様、卒業後の半年間の乗船実習を修了してから、3級海技士の口述試験が受験できます。

神戸大学海洋政策学部の公式サイトはこちら⬇︎

神戸大学大学院海事科学研究科・海事科学部
神戸大学海事科学部の公式サイトです。海洋と船舶を主な対象に、安全かつ効率的な利用と環境保全に関する技術や政策について学ぶ大学です。

私は、これから船乗りを目指してくださる方にはこれらの学校をおすすめしたいです!。

やはり就職に強いですし、外航船も内航船も目指せますからね🐬。

国立なので学費も比較的安いのもメリットといえますね。

次回は船乗りのなり方(内外航船編)を作成します!。これで船乗りのなり方シリーズは最後となりますのでお楽しみに👍。

これから船に関する情報をガンガン発信しますのでよろしくお願いします。

それでは👋。

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