海豚の日常 コレクション紹介と2024年度格付け❗️

TAKANO

 

 こんにちは海豚です🐬。今回は海豚の腕時計コレクションをまとめて紹介したいと思います。

 オーナーならではの視点で、良い点、悪い点等、5段階評価にて簡単に紹介できたらなと思います。

 時計の優劣を決めるというよりは、海豚のコレクションを紹介しつつ、2024年はどう感じたのかを分かりやすく点数付けして評価してみました。

 是非楽しんでいってください✨

評価の基準について

 5段階評価の詳細ですが

 星1:明らかな欠点 売却考慮 星2:欠点 星3:普通 星4:個人的に良い 星5:自慢レベルで良い

 となっております。

 また「使いやすさ」は海豚の生活における使用頻度が基準になっていますのでご留意願います。

グランドセイコー SBGA203

使いやすさ:星🌟🌟🌟✨ 高級感:🌟🌟🌟🌟 特別感:🌟🌟🌟✨ ムーブメント:🌟🌟🌟🌟✨ 装着感:🌟🌟🌟✨ 総合:3.8

 海豚 初の高級時計である「グランドセイコーSBGA203」は、セイコー独自のムーブメント「スプリングドライブ」搭載で、圧倒的な精度を誇ります。日本人の誇りを腕に付けられる贅沢を当時は強く感じていました。

 しかし、2024年で装着したのはたったの3回💦。飽きたというよりは、仕事でスーツを着る際にバシッと決めた拘りがあり、その機会が海豚にはほとんどないという絶望加減です😅(星3.5)。

 高級感は実際かなり高く、ザラツ研磨の歪みの無い全面ポリッシュや、他の追従を許さない極太針、スイープ運針など価値観によっては「頂点」とってる感じがします。ブレスも非常に滑らかで綺麗です(星4)。

 特別感はスプリングドライブということでありますが、慣れと上位グレードがリリースしてきているので控えめの点数(星3.5)。

 裏蓋はシースルーとなっており、「コートドジュネーブ」仕上げに近いようで彫りの深い、独特かつ美しいムーブメントを観察できます。同価格帯のスイス時計は、いかにも汎用ムーブメントの改造版ですが、こちらは日本独特の仕上げゆえに評価しにくいですが、あの磨きは半端ないです。スプリングドライブモデルなので精度に感しては最高レベルでしょう(星4.5)。

 よくスプリングドライブは機械式・クオーツ式どちらに近いかという話が出ますが、圧倒的に機械式ですね。

 装着感は、厚みが「12.5ミリ」で、ヘッドが重い感じがあります。ブレスは滑らかで最高です。初高級時計ゆえに重さが嬉しかったのですが、コレクションが揃うと、もう少しバランス感を求めちゃうワガママですね(笑)(星3.5)。

 現在、仕事中はバリバリブルーカラーということで、Gショックをつけていますが、スーツ着る仕事でしたら間違いなく一番使う時計になったと思います。高級感もありながら嫌味のない時計でいえば頂点だと思います。上司に「グランドセイコー❗️いいね❗️」と言われて嬉しかった記憶もありますし、「なんか良い時計つけてるねー」と上司に嫌味を言われても「セイコーなのですが、お気に入りなんですよ」と流せば大概嫌な顔されないと(思っています笑)。

 総合点は3.6点 日常的に使用すればもっと高い点になったと思うだけに、自分でもショックな点数ですね(笑)

アルパインイーグル

使いやすさ:星🌟🌟🌟🌟✨ 高級感:🌟🌟🌟🌟🌟 特別感:🌟🌟🌟🌟 ムーブメント:🌟🌟🌟🌟 装着感:🌟🌟🌟🌟✨ 総合:4.4

 初の高級機械式時計「アルパインイーグル」。今も買おうか買わまいか百貨店のエスカレーターの前で頭を抱えていた幸せな悩みの光景が鮮明に蘇ります(笑)。

 使いやすいです(笑)。ユニクロのシンプルな装いにはさり気無く華やかさを与えてくれますし、派手な装いには落ち着いた華やかさを与えてくれます。なんというか上品なんですよね。でもスポーティーでもあるので男がつけてもカッコよさがあります。休日の時計ここに極まれりと言ってしまいます。悪いところは、Tシャツにはギラギラ感が出てしまうところです。それも良く感じるイケイケな気分の時もありますが、万能感は薄れるかなと思います(星4.5)。

 高級感は半端ではないです。高級の際頂点が「イエローゴールドのフル無垢 」と考える方の場合は、この限りでは無いですが、私は最高評価の高級感と判断しました(星5)。

 先ほどと被る面はありますが、WGと遜色ない光り方で高級感もありながら、嫌味がなく、実際にサステナブルに配慮した真のラグジュアリーであると海豚は思っていて、本当に贅沢だと感じますね(星5)。

 有名になったとはいえ、全体的な流通量も少なく、ブティック限定で、ブティックの対応も素晴らしく、特別な時計であると感じさせてくれます(星4)。

 ムーブメントは賛否両論ありますが、実機、フィルム無しなら全然超高級機様。世間は「コートドジュネーブ」仕上げが好きなのだろうか?、採用されている筋目仕上げも綺麗です。基本設計はLUCのマニファクチュール(星4)。

 装着感はメタルブレスの中ではトップクラスに感じます。ルーセントスチールのおかげか、かぶれやすい肌への刺激が少なく、長時間着用の違和感を感じません。中3針、センターローターにしては厚みは9mm台でかなり薄く、袖口の収まりもバッチリ。悪い点は、コマ止めビスが緩みやすいこと、バックルの噛み合い部の緩みの補正が定期的に必要な事です(星4.5

)。

 総合は4.4点とかなり高いです。アルパインイーグルは家宝になり得る一生物の時計と筆者は書いているので当然の結果でしょう。

一生物の時計は 「アルパインイーグル」で決まり。

CODE11.59

使いやすさ:星🌟🌟🌟 高級感:🌟🌟🌟🌟🌟 特別感:🌟🌟🌟🌟🌟 ムーブメント:🌟🌟🌟🌟🌟 装着感:🌟🌟🌟🌟 総合:4.4

 アルパインイーグル納品待ち期間に溢れる気持ちを抑えられず、船の上から「クロノ24」で購入してしまった、海豚コレクションの大ボス「CODE11.59」。本気で欲しくて足掻きまくった思い出の時計。

 使いやすくは無いです笑。気合い入れてつける時計です。防水30メートルで悪くは無いのですが、汗かきにはちょっと気を使います。革ベルトも水分に弱いので軽快につけたい場合は、正規でラバーベルトがあるので、そちらであれば星半分か一個増えたかもしれません。ですがこのセクシーな革ベルトが好きなんですよね❗️。18Kケースですが、WGですので嫌味な感じは全く無いですので思ったより気はつかないと思います(星3)。

 高級感は言わずもがなです。アルパインイーグルのようにキラキラブレスがある訳では無いので、別ベクトルの高級感があります。照明下では彫刻のような複雑なケースや風防が独特の反射をして美しいです。深みのあるサンレイ文字盤は、魔力を帯びたオーブのような、ギラギラしすぎない吸い込まれそうな他に類を見ないものとなっています。インデックスやロゴ。針もゴールドなので、やっぱり高級感が半端では無いです。色々述べましたが、オーデマピゲの本気ですから、そりゃ高級感マックスですよと💦(星5)。

 もうオーデマピゲの時計というだけで特別感半端ないです笑(星5)

 ムーブメントは最初は動かず、すぐに本国送りになりましたが、帰って来てからは精度は超良好。新設計のムーブに不具合はつきものと知っていたので理解はありました。その不具合を帳消しにするほどのムーブメントの美しさは驚愕ものです。一番のお気に入りは、自動巻きローターで、22Kにもかかわらず、かなりの面積で迫力のある家紋のエングレービングを楽しむことができます。もちろん地板関係も美しく仕上げられています(星5)

 装着感は結構良いです。厚みは10ミリ程で、ドレスウォッチと分類すれば厚めですが、私は全く厚いと感じたことは無く、袖口への収まりも良いです。金無垢ゆえの重量はむしろ心地よく腕に吸い付きます、この腕へのフィット感からか、つけている状態ではかなり薄い時計に見えたりするのが不思議な魅力です(星4)。

 総合点は4.4点とまさかのアルパインイーグルと同点❗️。別の長所を持って、同じくらいの高い評価というのは本人的にも腑に落ちます✨。

フィフティファゾムス

使いやすさ:星🌟🌟🌟🌟🌟 高級感:🌟🌟🌟🌟✨ 特別感:🌟🌟🌟🌟 ムーブメント:🌟🌟🌟🌟🌟 装着感:🌟🌟🌟🌟✨ 総合:4.6点

 時計買いすぎてお金ないのに、ふと遊びに行ったオオミヤ京都店で衝動買いしてしまったFF(フィフティファゾムス 略)。2024年は間違いなく一番愛用。温泉入浴時にも肌身離さない相棒時計。

 とにかく使いやすい。チタンで丈夫なのでポンと気軽に置けるし、ムーブメントも耐磁性あり、フリースプラングなので衝撃もある程度耐える。防水は300メートル、視認性抜群。ベゼルもサファイヤなので傷も殆どつかない。超高級ツールウォッチ 文句の付けようがない(星5)。

 実用性の対比とも言える高級感であるが、ここの差を究極に縮めたのがこの時計と言える。高級感と実用性でいえば、ブランド的にも実用性に重きを置いているようなのでこの点数(星4.5)。

 知る人ぞ知るブランドの実用時計であるから、人にチヤホヤされるような事こそないが、深く、重要な歴史をその腕に付けていると思うと、その特別感をより感じられる。来年、スキューバーダイビングに挑戦し、その時の相棒として一生に潜れば特別感はさらに増すかなと思います(星4)。

 ムーブメントは「面取り」という面ではエントリー雲上ブランドは超えられるレベル。この仕上げが本格スポーツウォッチに採用されているブランドは多分他にない。本格スポーツウォッチ、本格ダイバーズという側面ではここまで性能と美観を兼ね備えた機械は無いと断言できる(星5)。

 装着感はチタンの軽さが最高のつけ心地を実現。アレルギーを起こしにくいのも👍。袖口が萎む防寒タイプの上着では、厚みから圧迫感が強い。海豚は問題ないが、スーツは袖口に余裕があった方が良いか(星4.5)。

 やはり超高得点(笑)。フィフティファゾムスはダイバー好きの方には絶対に手に取ってほしい名作と個人的に思います。そしてブランパン、、、というかスウォッチグループの時計は明らかにコスパが良い✨。

No.1ダイバーズは「ブランパンフィフティファゾムス(BLANCPAIN Fifty Fathoms)」

ユリスナルダン クラシコ

使いやすさ:星🌟🌟🌟✨ 高級感:🌟🌟🌟🌟✨ 特別感:🌟🌟🌟🌟🌟 ムーブメント:🌟🌟🌟🌟 装着感:🌟🌟🌟🌟 総合:4.2点

 時計好きの憧れのメゾン「アワーグラス銀座」。雲上ブランドやまずお目にかかれない独立時計士のタイムピースを数多く取り扱ってきた、超高級店のオーナーがプロデュースする限定クラシコはセンスの塊。まさに一目惚れでしたね❕。

 使いやすさは本当はもっと高くしたかったが、去年の冬にムーブメントに湿気が入ってしまい、オーバーホール。やはり30メートルは一層気を使うなと^^;。ステンレスとはいえ、全面ポリッシュ故に気軽には使えない、海豚コレクションの中ではドレスウォッチなので綺麗に使いたい❗️。耐磁性はさすがナルダンのシリシウム製脱進機で安心感はトップクラス(星3.5)

 高級感はかなりある、全面ポリッシュにアイボリーとはいえシルバーに輝くギョシェ文字盤。WGコーティングのアプライドインデックスがキラキラと輝き、ブレゲ針が厳粛且つ上品な雰囲気で締まりがある。一般の方というより、時計好きが見ると絶対身構える風貌といったところだろうか。ナルダンでありながら、オールドパッテックのような雰囲気があるのは、デザイナーの経歴からだろう(星4.5)。 

 「アワーグラス限定」25本ということで、特別感は満載だ。先に出たサーモンピンクカラーがプレ値のため、こちらも狙われたが、大爆死の模様(笑)。同じ限定本数でどちらも素晴らしいカラーなので、数年後には大した差はないと思われる(星5)。

 ムーブメントはナルダンということもあり、信頼性のある機械だ。しかし、ちょっと日差が大きい(15〜25秒)。オーバーホールのついでに精度調整を依頼したが、改善せず。ケーシング前の精度は頗る良いのかもしれない(笑)。機械の仕上げは派手さはないものの、細やかな面取りがしっかりされている。特別仕様の22Kローターもゴージャスではあるが、ポリッシュ部がないのが残念。総合的には良いのだが惜しい点は多い、でも完璧ではないけどメチャクチャ頑張っているのがナルダンらしい(星4)

 装着感はかなり良い、多連ブレスは肌への密着性が良くしなやかだ。夏は蒸れるので緩めに付けたが、それもまた違った良さを感じる。革ベルトにすれば非常に軽く、薄い時計なので袖口の収まり、重量バランスも良い。40ミリとドレスラインにしては大きいが、ラグが極端い短いので、細腕さんにも全く問題がないだろう(星4)。

 2024年、GS同様、殆どクラシコを着けませんでしたが、この高得点は改めてクラシコのポテンシャルの高さを認識させられました。海豚の中では冬時計なので25年は夏前にかけてヘビーユーズできたらと思います✨。

ユリスナルダンクラシコ アワーグラス限定モデルレビュー

TAKANO シャトーヌーベル クロノメーター

使いやすさ:星🌟🌟🌟🌟✨ 高級感:🌟🌟🌟✨ 特別感:🌟🌟🌟🌟✨ ムーブメント:🌟🌟🌟🌟✨ 装着感:🌟🌟🌟🌟✨ 総合:4.3点

 最後は2024年9月に運あってお迎えすることができた、TAKANO。まさか、日本を代表する独立時計士「浅岡 肇」さんが携わる時計が手に入るとは思いもよりませんでしたね❕✨。

 日常生活防水ですが、とにかく裏蓋の作りが良く妙な安心感があります。全面ポリッシュですが、ボックス風防が張り出ており、ベゼルは極薄。この手のタイプは気をつければ、傷が目立たないし傷付きにくいです。 良くも悪くも腕に乗せてしまえばスタンダードな時計なので場所を選ばないと思います(星4.5)。

 高級感は正直あるのですが、すごく分かりにくいです笑。かなり日本人らしい高級感の出し方で、よく見たら誰でも絶対高い時計だと思わせる実力はありますが、腕元では静かにひっそりと佇んでいます。わかる人には伝わる高級感、とにかくアピールしたい人には向かないかもしれません(星3.5)。

 個人的な主観だけでいえば高級感は星4.5くらいなんですけどね( ; ; )。

 とにかく造形が複雑で素晴らしいので、是非実機レビューの方も見ていってください。

TAKANO シャトーヌーベルクロノメーター 実機レビュー 「文字盤・ケース編」

 特別感は満載です。限定ではありませんが「ブザンソン天文台」の厳しいクロノメーター認定を合格した個体しかないので、年産は良くて100本ほどとの事。狙えばいつか手に入る時計ではあるかもしれませんが、過熱感が出て来れば争奪戦になるかもしれません(星4.5)。

 ムーブメントは、価格帯の割に「ミヨタ」と、がっかりする人もいるかもしれませんが、先程も申し上げましたとおり、TAKANOがブザンソン天文台にてクロノメーター認定を取得できたのは、本当にすごいことで、精度という側面から見て、ムーブメントの評価を今回高く付けさせていただきました(星4.5)。

 装着感は素晴らしいです。ラグは装着時にピンと伸びてシャープに見えますが、横から見るとかなり急カーブで落ちているので、細腕さんも装着間に問題はないと思います。そしてラグの裏側はかなり掘り込まれているので、腕が太い人も食い込みません。このラグのバランスが他に類を見ません。そして私のお気に入りは革ベルトです。今まで持ってた時計の純正革ベルトの中で一番質感が良いですね(星4.5)。

 総合4.3点と、舶来高価格帯時計とほぼ同じ点数になったのはすごいことだと思います✨。まだ手元に来て少ししか経っていないので、これからどんどん魅力を発掘したいですね❕。

TAKANO シャトーヌーベルクロノメーター 実機レビュー ムーブメント編

総合1位は やっぱり使いやすさ故に出番が多かった あの時計

 フィフティファゾムス(4.6点)でした🎉㊗️

 今年はジムに入会し、そのお供としてよく連れていったり、休暇中の温泉旅行や仕事などでよく使用しました。質感諸々評価の基準にしていましたが、やっぱりよく使う時計は贔屓目になってしまうのかもしれない(笑)。

 ということで、海豚は高級時計買うなら、自分のライフスタイルを見返して一番合いそうな時計を選ぶのが一番満足度高いのかなと思ったり。だって楽しい時も苦しい時もその手元に相棒時計がいれば嬉しいものですよね❗️。

 この企画、毎年やるかと思っております。皆様も楽しんで頂けたなら幸いです🐬

 それでは👋。

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