2025年は時計市場の暴落年になるか

独り言シリーズ

 こんにちは海豚です🐬

 2025年最初の投稿が物騒な話題で申し訳ないですが、海豚が感じた時計市場暴落のシナリオを少し語らせてください💦。

 もちろん暴落は必ず起きる訳ではありませんし、悪い事ばかりでは無いので、一つの意見として受け入れられれば幸いです。

 それではご覧ください👍。

暴落の要因① トランプ政権の円高誘導

 時計市場のバブルを引き起こしていた大きな要因の一つに「円安」があります。

 スイス時計の場合、時計の定価の引き上げは人件費の高騰もありますが、日本の場合、為替差による影響が大きいです。

 トランプ政権は、米国の製造業復活や貿易黒字拡大を目指して、各国に関税引き上げや、日本に対しては名指しで「円安是正要求」を行いましいた。

 ただし、トランプ政権が掲げる関税引き上げや、利下げは「ドル高」「円安」を加速させるとの声が大きい点は注意が必要です。

暴落の要因② ドル安とビットコイン そして「ゴールド」への暗雲

 先ほど述べた通り関税引き上げや、利下げは「ドル高」、「インフレの再燃」を誘導しかねない。それらの対策、為替・インフレヘッジとして「ビットコイン」が用いられるのではと海豚は考えています。

 トランプ政権は「アメリカは、暗号資産の中心地になる」と掲げており、2025年3月7日には世界初の「暗号資産サミット」を行う予定です。

 ビットコインは金と同様、埋蔵量・総量が決まっており(2100万枚)、買い手が増えるとその価値が上がります。

 トランプ政権はビットコインを「国家戦略的な準備金に充てる」と言っており、それが為替対策になるのではと考えています。現在、国が買うだけではなく、州ごとに「暗号資産準備金法案」が提出されてきていおり、着々とビットコインに資金を充てる準備が進んでいます。

 もちろんアメリカは、ただビットコインを買う訳では無いはずです。どうするのかと言うと、海豚の予想では「ゴールド」を売って「ビットコイン」を買うと思っています。

 現在すごい勢いでゴールドの価格が上昇していますが、世界一ゴールドを保有する国はアメリカと実質敵対状態にある「中国」です。安全資産を金からBTCに移すことが、米国にとって優位に進むことは明確で、そのために水面下で様々な捜査が行われているといいます。

 金の疑惑の一つに、フォートノックスに保管された金の不透明性があります。

 現物取引からETF化され、安全資産として確固たる地位を築いた金であるが、大規模な保管庫に、実際に金がないとなれば、その投資商品としての信頼性の失墜は計り知れません(公平且つ透明性でビットコインがリードすることになる)。

 ゴールド価格の低下は、時計の製造コストが下がる一方、金価格が原因の値上げは落ち着くと思われます。

暴落の要因③ 世界的に投資先がビットコインに向く可能性

 トランプ政権のビットコイン投資戦略が順調であれば、ビットコインに対する世界的な投資が活発化する。

 理論上、公平かつ安全であるビットコインでも、上昇期間はバブル相場やボラティリティーが大きい。

 時計バブルは時計を投資商品として扱われた故の状態である側面が大きいので、ユーザーは、投資や投機に敏感で、「時計を売ってビットコインを買う」あるいは「ビットコインで出した損失を時計の売却益で補填する」事が起きてくる可能性がある。

 売却が増えれば、中古価格や買取価格が下がってくるのは当然だろう。

暴落の要因④ 市場の不安定化や中国経済の不景気

 トランプ政権の強引な戦略は株式市場に大きな混乱をもたらし、投資家は疲弊している。

 先ほどのビットコイン戦略による価値上昇も短期的なものではなく、様々な障壁にぶつかり暴落もありながら、少しづつ進むものだ。

 アメリカが中国に向ける目線は相変わらず厳しいもので、貿易戦争の再開によって、中国は不景気に陥る可能性が高いと言われている。

 時計市場において大きな影響力を持つ中国が不景気になれば、時計市場に暗雲立ち込むだろう。

暴落の要因⑤ 相場の下落で露わになる嫌悪感

 腕時計の世界は、経済力が物を言わす世界なのは間違いない。

 そういった差や不公平感がSNSの普及によって露わになり、ブーム時の過熱感も冷め、市場価格の下落を見れば、高級品に対する嫌悪感を助長することになる。

 コロナ禍の、物に価値を見出すことに限界を感じた層は、経験に価値を見出そうとする流れにシフトしており、世界的なトレンドとなっている。

シナリオ通りならロレックスはどうなる?

 ロレックスは不景気の時代も、頭ひとつ抜けたリセールの良さであり、過度な時計価値の暴落はないと思われます。

 特に「デイトナ」はプレ値を維持できると思いますが、売り買いする転売屋が列を成さないほどになる可能性はあります。

 スポーツモデル以外の中古時計は買値の半分以上で売却できれば最高 という気持ちであれば全く問題ないと思います。

 どれだけ価値が下がっても、経済が落ち着けば欲しい人続出するでしょう。

時計愛好家には最高のチャンス?

 時計ブームの過熱感は、愛好家にはある意味負担が大きい。なぜなら、ゆっくりじっくり考えて購入したい高級時計が「値上げ」、「品薄化」の恐怖から、慌てて買うユーザーが多かったからだ。

 しかし、為替が落ち着き、値下げが敢行されれば、それらの恐怖感から解放されることになる。

 さらに投機的な層が退場することにより、お得な中古時計に巡り合える可能性も高まると思います。

時計暴落に関する海豚の考え

 海豚は時計市場の暴落は全く悪いことだとは思っていません。

 もちろんブーム時も楽しかったですが、ブームが落ち着き、時計が売れなくなった時に時計メーカーが創意工夫することにより、時計のデザインや機構や企業そのものが成長、更に成熟すると思っているからです。

 バブルが弾けずに価値が上がり続け、転売が横行し、一般層に見向きもされなくなることが、一番退屈な状態でありますし、バブルは必ず崩壊します。

 価値が下がったから、時計趣味を辞める も否定はしませんが、趣味というよりは投機として楽しんでいたのだと自覚する必要はあるのかなとは思います。

 ブームで資金投入しすぎて意地が厳しい状態でも1本は残して、楽しみ続けて欲しいなとは思いますね。

 そしてこのシナリオは海豚が妄想する都合の良い展開でもあります(笑)。

 海豚が思う良い時計が、中古市場で安く手に入るなら、それほど素晴らしいことはありません❗️。

海豚が今最も注目している「ショパールLUC パーペチュアルツイン」、正規価格も少し値下げもあったようである。

 何があろうと2025年も時計愛好家として良い年にしたいですね❗️。

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