こんにちは海豚です。
かなり更新が遅れてしまい申し訳ありません💦。今年もよろしくお願いします。
今年もブログを続けていく所存でございます❗️。今後とも何卒よろしくお願いします🐬。
今回は海豚の10年程の長い付き合いの友人「丸」(ペンネーム)の時計ライフを紹介したいと思います。素晴らしいコレクションとエピソードをぜひ楽しんでいってください。
最初に選んだ時計は「オメガ シーマスター プラネットオーシャン」
「丸」は、私の高校・短大(船員学校)の同級生であります。
そのため学校の教官や、OBも船員あるいは元船員であり、特殊な職業柄平均給与よりも多く、乗船中はお金を使うタイミングが限られ(停泊がなければ生活は海上なので…)、貯金しやすいことから、下船後(3〜6ヶ月間連続乗船が多い)に車やバイクなどの高価な物を一括で購入する考えが船乗り界隈では一般的で、一部ではあるが高級時計を買うことが男のステータスであると考える人も多かったと思います。
そんな中でも「丸」の行動力は凄まじく、入社1年目で上に掲載している画像にある「オメガ プラネット オーシャン」を購入しました。
購入理由は「単純に格好良い」、「オメガ という誰もが知る高級時計を所持できる満足感が欲しかった」、「本モデルはボンドウォッチとしても有名で、憧れの気持ちがあった」等々だ。
ちなみに海豚の社会人1年目は、某体育会系公務員の養成課程であったこともあり、給与が低く、高級時計なんて夢のまた夢…。しかしながらいくら給料を貰っていても、1年目の社会人にはかなり大きな買い物であることは間違いなく、「丸」が相当時計好きであることが分かるエピソードだ。
その後は一時期ロレックスサブマリーナ 青文字盤 コンビ いわゆる青サブを探している時期もあったが、概ねオメガ プラネットオーシャンで満足していたという。
高級時計に再び興味を持ち始めたのは何故か
なんと海豚のせいらしい(笑)
2022年某日、丸と久々に会った際に私の腕には「アルパインイーグル」があった。以前からお互い時計は好きであったものの、「やっぱりオメガは良いよね」程度の会話だったが、沼にすでに落ちている私は徐に語り出す。その結果丸も「高級時計の世界」にやや興味を取り戻してくれたのだ。
丸が実機のアルパインイーグルよりも興味を示したのは「オーデマピゲ CODE11.59」であった。
その時、実機は無く、納品待ちであったことから、動画でCODE11.59を見せたところ大変感銘を受け以下の感想を残している。
私は見て痺れた、そう圧倒的高級感!
文字盤は光を当てるとボルドーワインのような深みのあるレッド、ケースは多面の中抜きされた光り輝くWGケース高級時計の真髄を新たに感じた瞬間であった。
code1159に影響された私は、自分にとっての新しい相棒を探し歩み始めたいと感じた
丸の名言
そしてこの日から、遊びに行くたびに時計屋さん巡りをするようになった、まさに沼の入り口…。
最初に訪れた時計屋さんは「ロレックス」の正規店であった。その際に丸が良いと感じた時計は今はもう廃盤になってしまったが「チェリーニ 50515」であった。当時は店頭に置いてあったため、試着し検討していたが、当時私は某雑誌に大きく取り上げられていた「チェリーニ ムーンフェイズ」をお薦めした(有名デザイナーのエマニュエル・ギュエさんがデザインした等一人で語っていた…)。
店舗には置いてなかったので、カタログで確認すると、そのデザインは気に入ったもののやはり障壁となるのは「値段」であった。3針チェリー二でも価格的に厳しいと考えていた丸だから当然であろう。実際次の高級時計は100万程度で考えたいとの事で、一般人からすれば当然の金銭感覚(これでも世間的には超贅沢…)である。
そんな金銭感覚の丸に反して、私はある時計をどうしても選んで欲しく、「札幌ISIDA N43°」へ向かう。
丸の好みを探す旅
「札幌ISIDA N43°」は札幌においてトップクラスの品揃えの腕時計正規取扱店。
私が見て欲しかったのはブレゲの「マリーン」のホワイトゴールド、ブルー文字盤の個体。航海士にピッタリだ。
当時の価格は350万円ほど。チェリーニムーンフェイズを選ぶ上で障壁となった価格を余裕で超えてしまうわけであったが、実物の美しさは、そんなちっぽけな悩みを吹っ飛ばしてくれると信じていた。
しかし反応はまさかのイマイチ😂。その時の丸の感想がこちら
マリーンは海豚がcode1159を買う前にマリーンも候補であったと聞き、ショーケース越しに眺めたのが初めての出会いであった。(その時は青文字盤しか並んでなかった)
マリーンに対する海豚の謳い文句はこうだ!
まず「5大時計で知名度・ステータスは申し分ない」「俺達船乗りに縁のあるマリーンクロノメーターをモチーフにした時計」「文字盤とリューズガードは波模様をモチーフにした広大な海の様」「ローターとDバックルは操舵輪がモチーフ」「秒針には国際信号機のブレゲのB」
そう、この時計はまさに船乗りの時計だと言うのだ‼︎と私は熱くオススメされた。
とても綺麗であったが購入するほど衝撃は受けなかった。それと当時のマリーン5517は定価約350万円で常人の私には高すぎるが故に到底理解できない選択外の価格であった。
丸の感想
海豚のセールストークも虚しく、価格の壁を越えることはできなかったという結果でした😢。
その後市内の時計店を巡るも、なかなか好みの時計を見つけることができなかった。
しかしながら丸の新しい相棒を求める心は本物で、時計熱は加速の一途を辿るのであった。
突然の購入報告 買った時計は…
時計屋巡りから約1ヶ月…突然丸から衝撃的なメールが送られてきた
丸「マリーン買ったよ」
🐬「え?マリーンって?、え?、ブレゲの?? おめでとう??!(◎_◎;)」
選択肢から外れていたはずのマリーン、しかし購入した個体を見ると納得。これは丸は好きだなと。
以下は丸が購入に至った経緯、そして感想です
時計屋巡りから何週間か経ったある日、ブレゲのHPでマリーンのラインナップを見た。
まずチタンケースのグレー文字盤と青文字盤、ブレゲと言ったら文字盤に華やかなギョシェのイメージが強い私にはサンレイの文字盤であるチタンケースは選択外であった。次に金無垢の青文字盤とシルバー文字盤であった、そこで私の好きな配色のモデルを見つけたのであった。今所有しているRGシルバー文字盤のモデルだ。
価格は高く選択外であったが、私はこのモデルが気になったため銀座のハイエックセンターに実機がある事を聞き訪問したのであった。
新たな出会い 丸
銀座ブレゲハイエックセンターで店員さんが用意してくれたのはチタンの青とグレー、金無垢の青・グレー・シルバーだったと記憶している。当時はまで金無垢グレーが発表されたばかりで全色店頭にあるのも珍しいと店員さんが言われてたと思う。(その後には青文字盤は半年待ちになって見ることもできなくなった様だ)
トレーに乗ったシルバー文字盤を見て衝撃を受けたのを今でも忘れない。
試着を勧められ腕にはめたが、その瞬間鳥肌が全身を駆け巡ったのは今でもマリーンだけである。光輝く波目模様にRGのコインエッジのあしらったケースがとても綺麗である。(WGに青文字盤とPGにシルバー文字盤とではここまで時計の印象が違うのは珍しいのではないだろうか?。)当然クロノグラフも選択肢に入ったのですが私は15.5cmと男性の方では細腕の方なので、試着しましたが少し大きいため3針を選択。最後まで価格と美しくて欲しいの天秤にかけ悩みましたが決められず当日は退店。
後日悩みに悩んだ末、マリーンが人生最後の上がり時計の気持ちで購入に至りました。
やっぱり欲しいものは欲しいし良いものは良いです。
いかがだったでしょうか?簡単に購入経緯をまとめてみました。
マリーン5517購入編 丸
本当に惚れ込んで買ったことが分かる素敵なエピソードです。時計好きの方にも共感できる内容ではないかと思います✨。
マリーンの良さについて 丸に語ってもらう
・マリーンを使用してみて一番好きなところ☜所有欲を満たしてくれるブレゲの巧みな仕上げ・煌びやかな外装、他にない唯一無二のDバックル
・マリーンの良いところ☜マリーンの全て
・マリーンの使用シーン ラバーベルトにして夏は半袖、100m防水なので勿論海水浴もできる!革ベルトでスーツまで幅広く使用できます。11.5mmとそこまで厚くないのもポイントが高い
・着け心地、精度
私は細腕さん用のショートストラップにして購入。ラグが短くケース一体型ベルトな為、腕に沿わせた様にベルトが巻き付き素晴らしい付け心地です
日差
1日目+2s
2日目+3s
3日目+2s
毎日上記の日差なので申し分ないのではないだろうか。
マリーン使用感 丸
マリーンはデザインはもちろん、使用感や精度も満点みたいです✨。海豚も実際に実機を見た際には美しさのあまり30分以上眺めさせていただきました💦。
今回はマリーン5517の購入紹介をしました。私も海豚と共に船でお仕事していますが、今回購入させて頂いたマリーンは海上に勤めている全ての人の最上位機種なのでは無いかと思っている。文字盤には船の窓から波立つ海を垣間見るかのように、波模様のモチーフがギョシェ彫りされ、ローター・Dバックル・リューズガードと各所に所有欲を満たしてくれる素晴らしい作り込みで、また化粧箱をとっても甲板をモチーフにし随所に匠の技が見て取れる満足感の高い素晴らしい逸品だと思います。
しかしながら高級時計は恐ろしいもので見れば見るほど金銭感覚がおかしくなり、予算100万の時計に決めても後20万出せば欲しいのが買える!、あといくらで!と考えドンドン高くなっていくのである!コレがまさにある種の沼なのかもしれない。勿論マリーン購入の翌年追加で3本買ったのはナイショの話である。
最後にマリーン5517シルバー文字盤は華やかで上品ながらもどこか落ち着いた雰囲気があり、私と共に年をとっても相棒であり続けられる時計なのではないだろうか。
丸の感想
最高の時計を手に入れた喜びと、時計沼へ落ちていく恐ろしさの両方が感じ取れるエピソードですね❗️。マリーンは海関係の仕事をしている人の憧れの時計という点は海豚も共感しかありません。単に海が好きという方でも、大変気に入るモデルなのではないでしょうか?。
ここからは丸の素敵なマリーンの写真を楽しんでください
留まることを知らない時計への興味
丸はマリーン購入の際に「この時計で満足、間違いなく上がり時計」と言っていたが、その後に立て続けにコレクションを増やしていた👍。
今回は、それらコレクションを簡単に紹介しよう。すでに実機レビューを作成しているのでそちらも見ていただくと嬉しいです。
最後に…
丸の時計遍歴はいかがだっただろうか✨。これからのコレクションの変化を友人として見守り続け、記事にしたい。現在のところ「カルティエ」に興味があるとのことだ。
実はマリーンを所有している友人はもう一人いるので、その友人のインタビューandレビュー記事を作成したいと考えています。
それでは次回に乞うご期待✨🐬。
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