オーデマピゲ code11.59との出会い

腕時計

こんにちは海豚です🐬。

 今回は題名のとおり、海豚が2022年に購入したオーデマピゲcode11.59との出会いを語りたいと思います😊。

 時計の出会いシリーズは海豚の愛するGS sbga203、アルパインイーグルについても書きたいと思っていますのでお楽しみに😚

code11.59を知ったきっかけはある時計雑誌の特集

 2018年秋頃ある国家資格を取得した記念にGSを購入し、高級時計の魅力に触れた海豚ですが、2019年頃にはその熱は冷め、時計はGSがあれば大満足という状態でした。

 2021年夏頃に上司の勧めにより、投資信託を始めようとした海豚は、AmazonKindleアンリミテッドに入会し、投資に関する自己勉強をするぞと意気込みます。

 しかし、勉強の合間に息抜きもしたい… そして何気なくダウンロードした時計雑誌。今思えばこれが私の時計沼への入り口だったのだと思います。

 この雑誌にcode11.59の特集が組まれていたのです。

code11.59 第一印象は「高くて変な時計」であった

 その時計雑誌の表紙は「code11.59」そして特集も組まれている。

 よく見るとcode11.59をリリースしているメーカーはあの「オーデマピゲ」。当時、腕時計の知識があまり無い海豚でしたが、好きではあったので、オーデマピゲが「世界3大時計」の一角であり、有名な「ロイヤルオーク」をリリースしている事は知っていました。

 しかしcode11.59の写真だけをみて、私はこう思いました…🐬「普通の丸い時計って感じだな…色も沢山あるがあまりに奇抜すぎでは無いか?」と。

 私にとっての雑誌あるあるだが、とりあえず写真だけ見て、見た目が好きと思ってから初めて記事を読むので、最初に見た時にはスルーした。

 しかし不思議なことに頭から離れない。当時の価格は280万円、2022年現在はもっと高いので割安感はあるが、時計沼に落ちてない私にとって、とても時計一つに出せる額では無かった。

 雑誌を読み終え、一番印象に残っているのは好みでは無かったはずのcode11.59の3針のパープルダイヤルであった。まず、パープルダイヤルが珍しすぎたのが要因なのかもしれないが…。

オーデマピゲ公式サイト引用

 流石に、記事を読むことにした。何故引っかかり頭から離れないのか非常に気になったからだ。

 記事を読むと最初にこのような前書きがあった「この時計は実際に見なければ分からない」、「雑誌は紙という媒体であるから仕方ないが、この魅力が伝えられないのは残念だ」。著作権の関係で脚色はあるが、大体こんな内容だ。

 私は単純に思った「大した時計に見えないのは画像であるからかと、それではどんな魅力があるのか是非文章で教えてください」と。

文面だけで伝わったcode11.59の魅力

 まずはこの時計は見た通り一見、「シンプルな丸型ケースの時計」であると、その上で「しかしながら、時間をかけて見ていくと何もかもどんな時計の枠にも収まらない唯一無二の時計であることに気がつく」との事だ。私はこの魅力に気がつけるような審美眼が欲しいと不思議と感じたのだ。

 このウォッチがリリースされてから3年以上が経つのでよく知られる有名な特徴ではあるが、code11.59は特に風防が凄い。ガラスの内側が「ドーム状」となっており、外側も縦方向にカーブしている。これは言葉で説明できても実際に見なければ魅力やこの風防の技術力は伝わらない。

ここで筆者のcode11.59の画像で伝えたい。こちらは風防から横から見た時である👇。

 目の錯覚で実際に風防に付けられたカーブよりも大きく歪んで見えるのだが、これが独特の美しさと魅力を演出する。

 また横から見ると特徴的なロイヤルオークを、彷彿とさせる8角形のケースや、中空のラグを拝めることができる。

私がcode11.59で一番好きな角度だ。

 こちらからの角度もかなり特徴的だ。両外側が高さ方向に歪み、幾多ものカーブラインが外側を走っているように見える。

 これほど詳細な内容は雑誌には無かったが、風防のダブルカーブ構造は聞くだけで大変な魅力を感じた。まとめてみると、正面から見ると丸型だが、横から見るとロイヤルオークを踏襲する8角形のケース。中空のラグなどcode11.59にはまだまだ魅力はあるが、語るとキリがないものであったのだ。

 私はcode11.59の魅力に文章と写真だけでジワジワと気が付いていった事を自覚し始めた、そして某雑誌の言う通り、唯一無二の時計であることを認識した。

魅力はあっても拭えないcode11.59に対する不安点  しかし不安は徐々に消える

 今でこそ所有して大満足の時計ではあるが、いくら魅力に気がついたからと言っても、購入したいと本気で思えるかは別問題であった。

 やはり色が全体的に奇抜だと感じた。特にパープルやバーガンディはあまり見かけないカラーだし、画像だとかなり派手に見えたのだ。また、それでありながら黒などのシンプルな文字盤に対しては、物足りなさも感じてしまっていた。

オーデマピゲ公式サイト引用

 しかし、実際には写真ほど煌びやかでは無いし、写真以上に煌びやかでもあるのだ。

 何を言っているのかと思うかも知れないが、このような表現をしたのはcode11.59は光の当たり方でダイヤルのカラーの印象が180度変わるからだ。

比較的暗所での撮影 
太陽光の元での撮影。

 このcode11.59が持つ文字盤の見え方の変化は、雑誌では無く動画で知った。

 実物ほどでは無いとはいえ、動画だと写真と全く印象が違った。どの色の文字盤も、光による色彩の変化があるとはいえ、基本的には黒を基調としているため目立たなく使いやすい。かなり好印象だった。

 明るいパーティーシーンでは綺麗なサンバーストダイヤルが華やかな光を放ち、その後のバーにおいては渋さを演出してくれる感じがする。

 筆者にこういったシチュエーションは人生で一度も無いし、今後も無さそうだが妄想だけで、ウキウキさせてくれた。

 先ほどの大きな特徴とプラスして文字盤のロゴやインデックスは24金だし、ムーブメントも新開発のもので、見た目はかなり美しい。

 値段も最初こそ高いと感じたが、他の時計を調べるうちにクオリティに対して割安感があるように感じてしまった。

   

ついに購入に向けて動き始める

 2022年1月にアルパインイーグルを購入してから1ヶ月も満たない2月の初旬頃、私はcode11.59の事が忘れずにいた。

 しかし、それまでの筆者の考えは「code11.59は確かに格好良いが、世間がその魅力に気がつくのはまだまだ先であろうし、3大時計はとにかく維持費がかかる。もう少し社会人として成熟してから購入しよう」と。

 しかし、3月の休暇前にcode11.59の実物を是非とも確認したいと思い、大阪のオーデマピゲ正規店に電話したところ、衝撃の事実を伝えられる。

 「実物をお見せする事はできますが、全色購入は難しい、予約もできない」、「現在予約が殺到している、ロイヤルオークのようになる日も近い」と。

 流石にこれはマズイと思った。まさに迷っている暇は無いと。私は時計は正規店で買う派ではないあるが、何としても手に入れなければと。

 当時は予想外であったが、今になってみればオーデマピゲだから買えなくてもおかしく無いの事は想像するに難しくない。

購入はクロノ24で決定

 正規店で買えない事を知り落胆したが、諦めてはいなかった。気になっておきながら正規の価格は把握しておらず、相変わらず300万で購入できると思っていた私は並行店での価格を見て驚く。

 もうプレ値かよ😅。お値段は2022年3月で3針モデル税込「約379万円」。いいえプレ値ではありません😅ここ数年大額の価格改定があっただけ…これはプレ値化という問題だけでは無く、普通に将来的に買えなくなるな…改めて思ったのだ。

オーデマピゲ公式サイト引用

 人気そうなブルーダイヤルは国内在庫はほぼなし、色々探しているうちに「クロノ24」を見つけた。これは世界最大級の高級時計専門の通販サイトだ。

 ブルーダイヤルは在庫こそあるが、400万円前後とプレ値化している。特にケースがホワイトゴールドのものは大きく+αがあった。気になっていたパープルダイヤルは交渉で350万円まで引き下げる事ができたが、気になったのはバーガンディダイヤル、売値は326万円ほどであった。

 私は時計の資産価値は大事にするが、別に売るわけではない。また、好きな色こそあるが、文字盤の色だけでここまでの価格差がある事に疑問があった。

 初めて所持した携帯電話も好きで、バーガンディ色を選んだことのある私は「資産価値は大事だが、色だけでここまで振り回されるのは馬鹿らしい気がする」、「好きなバーガンディで一番安く買えるならこれ程お得な事はあるだろうか」と考え、バーガンディの購入に踏み切った。

クロノ24での購入方法は以前にブログでまとめていますので是非参考に👇。

code11.59購入して筆者が感じた事

code11.59を購入して、筆者が感じた事は「最⭐️高」、「こんな素晴らしい時計は他にはないぜ!!」と言いたいところだが、そうは言えなかった…なぜなら…。

秒針が…てか、時計が動かねぇな…。

初期不良に見舞われてしまいました😂。こんなトラブルに慣れていない私はとにかく焦り、クロノ24やオーデマピゲの正規店に電話したり(並行購入なのに迷惑おかけしました😅)てんやわんや。正直時計をじっくり楽しむ前に修理に出してしまいました。

 まぁ、動かない状態では楽しむこともできませんが…。Twitterで騒いだところ、時計兄貴達曰く初期不良は割と珍しい事では無いらしい🤔。

 その後さらに、ベルトが外れるなどの故障に見舞われてテンションはガタ落ち🥶。7月には完全な状態で帰ってくるので、その時は購入レビューとして単に時計の魅力だけを発信したいと考えております。

ベルトが外れた状態

 色々ありましたけど、後から見返すと写真だけでもcode11.59は良い時計だと思い出させてくれますね。早く帰ってくる事を願います。

 また、code11.59(バーガンディ)はクロノ24において395万円程度に価格上昇している。今の時代時計は欲しいと思った時が一番安く買える。あながち間違いでは無さそうだ。

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