code11.59 実機レビュー

オーデマピゲ

 こんにちは、海豚です🐖🏖。

 今回は2022年3月に購入したオーデマピゲ「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」の実機レビューをしたいと思います😊

 code11.59の購入経緯についてもブログでまとめていますので是非読んでみてください。

code11.59 使用シーン

 code11.59はオーデマピゲの新星である。残念ながらドレスウォッチであるジュールオーデマはディスコンになってしまった今、金無垢のみの展開となるcode11.59にその役割を課せられたようにも感じるが実際には少しだけ違うのでは無いかと思う。

 

日陰のcode11.59

 公式ではcode11.59を「クラシカルなラウンドウォッチの現代的な解釈」と説明している。抽象的な感じはあるが、これは個々によって色んな解釈の余地を与えてくれているのだと思う。

 私のなりの解釈は、ザッとしているが、[過去のウォッチのデザインの伝統を受け継ぎつつ、全く新しい物となっている]と受け止めた。

 これは使用シーンにおいても、個々に解釈を任せているとも受け取れる。という事はとどのつまり「どんなシーンでも使用しても良い」、「この時計の最適なシーンは個々の中にあり、オーナーがそれぞれの歴史を作っていくもの」と言えると思ったのだ。

レストランの照明下

 code11.59は使用シーンに縛られない、「ジュールオーデマ」のようにドレスウォッチとして使っても良いし、普段使いでも何ら違和感は無い懐の大きさがある。

 しかし、当然だが防水性は30メートルなので無理は禁物だ。また、金無垢ウォッチなのでステンレスよりは傷がつきやすい。

斜めから眺めたcode11.59

 海豚は上記画像に載せている、ホワイトゴールドケースの文字盤バーガンディのものを所有している。

 ホワイトゴールドは金無垢ながら嫌味は全く無く、文字盤のバーガンディ色も光源が少なければ黒や茶色に近い色となり派手さは無い。

 バーガンディ色の革ベルトは少し派手さは感じるものの、全体として、非常にバランスが取れていると感じた。

 文字盤は照明下では一転、バーガンディの主張が大きくなる。

 

 code11.59は写真で魅力を伝えるのが難しい。実際にはもう少し控えめ且つ奥深い光を放っている。何層にも重ねたラッカー仕上げがこの奥深さを演出しているのだろう。

 この派手さが控えめゆえに、他人の目を気にする事なく、自分と時計だけの時間を思う存分楽しむ事ができる。

code11.59の満足度

code11.59の満足度は非常に高いと思っている。正直今のところ気を使ってしまい、傷つくのが怖いのだけれど、一緒に出かける事により日常がより一層楽しいものになっている事は間違いない。

 いずれはロイヤルオークのように、ブランドの顔になるポテンシャルのある時計であるが、やはり今のところ知る人ぞ知る時計。

 私は見栄を張りたい訳では無いので、特に問題には感じないのだが、あまりチヤホヤされる時計では無いだろう。しかし、あまりに有名だと時計を狙われているような気がしてソワソワしてしまうものだ。

 そこまで有名では無い今だからこそcode11.59と外出の時間を思う存分楽しむ事ができる。せっかく買った時計もずっと金庫の中では寂しいはずであるから。

 一概にcode11.59といっても文字盤の色は沢山あるし、ケースもピンクゴールドやホワイトゴールド、或いはバイカラーの3種類となっている。

パープル ピンクゴールドモデル

 華やかさが欲しい人には間違いなくピンクゴールドが適している。ホワイトゴールドはスポーティな印象が強くなる、バイカラーはバランスが良い。

 個人的にはホワイトゴールドでかなり満足しているが、好みはバイカラーだ。

 残念ながら一番好きなバーガンディ色にバイカラーケースは無いので仕方ないのだが。

 

 この選択肢の多さゆえに、それぞれの人に合ったcode11.59を選択できるところもかなりの強みであると思っている。

 残念ながら、私はcode11.59の全色を実機で見たことは無いので、詳細に語る事はできないが、バーガンディは相当綺麗だし心からオススメする事ができる。

code11.59の具体的な魅力は?

 code11.59の構造的な魅力は挙げるときりが無いし、本当に買おうと思っている人は調べきっているのでは無いだろうか。

 だから私は、所有者だからこそ気がつけるcode11.59の魅力を伝えたい。

  • インデックスやロゴが立体的で美しい。

 時計を少し斜め横から眺めるだけで、18金のバー及びアラビア数字のインデックスやロゴの厚みを確認できる。これらは一切の曇りの無い鏡面仕上げとなっている。

 特にロゴの「AUDEMARS PIGUET」の小さな字体をガルバニックという特殊加工技術によって完璧に仕上げられている。これは本当に素晴らしいの一言だ。

オーデマピゲ公式YouTube引用
立体的なロゴやインデックス
  • 針が肉厚で、魅力に溢れている。

 超高級時計であっても秒針どころか、時針、分針もプレス仕上げで立体感を感じないものが多い中、流石オーデマピゲとしか言いようがない針の肉厚感だ。

 肉厚ゆえに最上部の秒針の位置が高くなり、はっきりとした影が写るところも素敵だ。

非常に美しく見応えのある時分針だが、ベゼルが極薄で、41mmのケース径の殆どが文字盤であるから、相対的に針の主張がそこまで大きくは無く、上品な印象がある。

 また秒針の先端はインナーベゼルギリギリを通過しており、その工作精度の高さが窺える。また、バランシングのために秒針の反対側が長く、後端にはブレゲ針を彷彿とさせる輪がある。この輪が「AUDEMARS PIGUET」を通過する瞬間が、海豚には堪まらない。

秒針後端がロゴを通過しているところ。
  • 文字盤が綺麗すぎる

 これは言わずもがなかもしれない。

 先ほども述べたが、私はcode11.59の全色てを見た事が無いが、画像で見る限り、同じラッカー仕上げであっても青と紫、赤やグレーでは全く別の見え方になっているのだと感じる。

 特にブルーはスモークラッカー仕上げのタイプの中ではかなり明るい方で、バーガンディやパープルは暗い方なのではと思っている。間違っていたら申し訳ない。

 とにかく私が持っているバーガンディは奥行きがあり素晴らしいカラーだ。

 code11.59の文字盤の美しさを写真に収める事は難しい、更にこの色合いは何とも形容し難い。実機を見なければ分からないと言うのはブログを書くものとして失格な言い回しかも知れないが、真理はそうなのだと思っている。

code11.59の不満点

 正直この時計の不満点をあげるのは正に重箱の隅をつつくものであるが、気になる人もいるかもしれないのであえて挙げる。

  • ベルトの根本とケースが接触する

 個体差かも分からないが、ベルトをケース表側に起こすとベルトの根本とケースが接触する。それによりベルトが摩耗して剥がれてしまっている。

 取り扱いに注意すれば問題はは無いのであるが、ピンバックルタイプは文字盤を上にしてトレイに置きたいタイプなので気になってしまう。

 手入れや鑑賞の際に使用するウォッチスタンドを採用した事により進行は抑えられたが皮は一度捲れると劣化も早いので気をつけて欲しいところだ。

  • リューズの巻き心地がイマイチ。

 大きさも申し分無く、デザインも素敵なのだが、少し鋭利に仕上げられているので回すときに痛くは無いが、指先に違和感を感じる。

 しかし、正規店で買った場合、筒状の専用のリューズ巻きが付属するらしく、海豚にはこれが無かったため不便に感じただけであり、対策されている。

 並行で購入された場合、私のように付属してない場合もあるので注意だ。

最後に

 code11.59を購入してからまだ半年も経っていないが、もう相棒のように必要不可欠な存在となった。

 もし迷われている方がいましたら、まずは実機を見に行かれる事をお勧めしたい。

 現在APブティックはどこも予約制だ、code11.59の試着の際は前もって連絡したほうが良い。また、ブティックにサンプルが全色あるとは限らないので注意したほうが良い。

 現在code11.59は約半年〜1年待ちとなっている。2022年の9月には値上げもあるし、リリースから3年も経たずに100万円以上値上げしている事から、現在の価格では購入できない事は覚悟しておいた方が良いだろう。

 2019年の新作ゆえ、並行品もあまり出回っていないし、ブルー文字盤はプレ値が付いているため、安く購入するには常にアンテナを張っておく必要があるだろう。

 海豚はクロノ24で安く購入する事ができた、たまに掘り出し物が出てくるので、アプリをダウンロードしておくと良いだろう。使い方はまとめているので是非ご覧ください。

 今回は以上となります。最後までご覧いただきありがとうございました。

 code11.59の記事はこれからもどんどん書いていこうと思っています。

 次の記事を是非楽しみにお待ちください!ありがとうございました🐬。

コメント

  1. まりも より:

    海豚さんはじめましてこんにちは。全ての記事を楽しく拝見しました。最近更新がないので寂しく思っています。
    実は私も先日code11.59を予約してきまして、その節は海豚さんのブログを非常に参考にさせていただきました。実機を詳しく写真付きで解説しているブロガーの方はほとんどおられない上、海豚さんの記事はこの時計への愛情が迸っておりましたので…!
    なお私のモデルは先ごろプレスリリースのあったステンレスモデルですので、海豚さんのモデルとは素材もデザインも異なりますが、お仲間になれて嬉しい限りです。私は現在ブログもSNSも手を出していませんが、手元に届いたら誰かに伝えたくなるかもしれません(笑)
    自分語り失礼しました。ではではまた更新を楽しみにしています。

    • takeshi.koron@ より:

      いつもブログをご愛読いただきありがとうございます✨✨。忙しい時期で投稿できてなくご心配おかけしました!。来月からは投稿できますのでこれからもよろしくお願いします。codeステンレスモデルおめでとうございます✨✨。
      私もとても見てみたいものです❗️。codeをきっかけにTwitterを始められることを期待しています!。その際はお声かけください!!。
      コメント嬉しかったです。ありがとうございます。

タイトルとURLをコピーしました